いよいよ見学へ

 

 よく晴れた日曜日。朝9時過ぎに入院中の母の家に妹と待ち合わせにして、一件目の施設へドキドキしながら出発です。静かな住宅街の中に小洒落た外観の建物が、入り込んだ路地の先に見えて来ます。駐車場も何台か停められる広さが有り楽に駐車出来て、面会に来たとしても安心できるなと思いました。

 

早速、玄関に向かい施設の方にお約束した者で、本日は宜しくお願いしますとご挨拶を申し上げ中に入れて頂きました。

 

 施設に出入りするには職員の方にロックを解除して頂かないと通れない様になっているのは、ここも同じでした。(義父も介護施設へ入所しており、時々会いに行っているので多少はその雰囲気を知っていたので…)

中へ入ると入所者の方達がリクエーションの最中で軽く「こんにちは~、お邪魔します」と挨拶しながら応接室へ通されます。

そこで施設の1日の流れ、一週間の流れ、細々とした利用料金等お話を伺いました。その後で実際の居室へ案内されました。

そこは二人一部屋で個人用のチェストとベットが付きカーテンのしきりが設置されていましす。部屋へ至るまで手摺りが付いており、トイレも木の扉はお年寄りには重いからと、カーテンに取り替えられていたりと、入所者の自立を尊重した形の配慮が有りました。

施設職員の方も明るい感じの方ばかりで元気な声が印象的でした。建物は窓から光がきちんと採られて明るく、施設によって有る様な臭いもなく清潔な感じが気に入りました。

 

 再び最初の応接室に戻り細々としたお話を聞かせて頂き一件目の施設見学は終了しました。

 

  お昼を挟んで二件目の施設見学へ出発です。

こちらも住宅街の中に有って入り込んだ道をカーナビを頼りに何とか到着しました。

建物は平屋で少し古い感じの物で、ここも出入りは職員の方の解錠で出来るタイプの物でした。入所者の皆さんが居られるテレビ室を通って廊下を進みその途中に有る四人部屋を見せて頂きました。そこはカーテンではなくボードで個人スペースを仕切って有りそのせいか部屋は暗く感じました。プライバシーを重きに置きたい方には良いかなと思いました。その後更に廊下を進み食堂へ案内されましたが、そこは広々としながらもアットホームな感じの所でした。

 1日の流れと一週間の流れをここでも聞いて施設の決まりや細かい質疑応答をして終了です。

 

 

一旦、妹家族と私達家族で母の家へ帰りそこで会議開始。   直ぐに終了。

 

 二人とも意見が直ぐに一致してしまったので。(因みに施設内にお邪魔したのは私と妹の二人だけで、他の皆には駐車場に待機して貰ってました。)

 午前に行った施設に決めました。デイケアと医療ケアがその施設内で全て賄える事と、施設(会社)代表の方が介護経験者だったのが決め手でした。

 

 後は母へ報告&説得する為に病院へ向かい、ソーシャルワーカーさんはこの日はお休みなので明日に電話で決まった施設で話を進めるお願いをすることにしました。